影響を受ける。
気づいている人は多いと思うが、私は多くの人に影響を受ける。
影響を受けてよりよくなろうと自分なりに努力する。
おそらく私は周囲の影響を受けやすいのだ。
興味や関心の移り変わりが早い特性に拍車をかけていると思う。
私が影響を受けるのは人だけではなく、季節の変化なども含まれる。
中学2年生の11月からコンサータを服用し始めてから、身体にストレスや疲れが『発熱』として出るようになった。
高校に入ってからは周囲の刺激に良くも悪くも敏感になった。
新型コロナウイルスの流行で生活様式が急激に変わったこともその理由の一つだ。
教室で食事が摂れなくなった。
空腹感は感じるけれど、口に食べ物を入れても飲み込めなくなった。
食べたいのに、食べられない、食べたくない。
15、6年の人生で初めてそう感じた。
秋から冬にかけては気温が低い(温暖な気候といえど冷える)、スカートで生足なのもあって、身体が冷えてしまい、頭痛に悩まされた。
そのときに必ず『37.5℃』以上の熱が出た。
1時間、保健室のベッドで休ませてもらった。身体が温まって熱が下がり、少し楽になった。
昨年の夏のある日、教室の席は中央の1番前、エアコンの冷風が後ろから首に当たっていた。
朝から頭は重かったのだ。いつもある事だから、大丈夫だと思った。
午後になる頃には身体が熱く、首や肩にインフルエンザになったときの関節痛に似た痛みを感じた。
『なんだかいつもと違う』そう思って保健室に行った。
検温をすると38.6℃あった。
放課後デイに行く予定なので早退はできない。それに母はまだ仕事中だから連絡しても気づくことができない。
その後のことはあまり覚えていないが、母に迎えに来てもらったのだ。
私は『変化』には非常に弱いのだ。
季節が変わる度に風邪を引き、教室では毎日くしゃみをしている。
実はつい先週もテストのために生活のリズムを少し変えた。
その変化に自分がついていけず、テスト最終日前夜に37.5℃の微熱。
不安でおちおち眠れないので、ほとんど頭が回っていない中、必死に勉強をした。
必死さが報われたと思えばいいのだろうか、幸運なことに翌日のテストの結果は大変好い(よい)ものだった。
自分の体質や、特性は仕方がないと思う。
工夫を凝らして生活するしかない。
その工夫が難しいこともあるが…
影響を受けやすいのも悩みどころではある。